講義について②

要約の仕方について、授業を行った。ただ、方法と言っても完全なマニュアルではない。というよりも例外の方が多いくらいだ。それでも一応要約をする時のポイントは知っておくべきかと考えている。

(1)全体的に何が書かれているのかを読み取る。
(2)どこに何が書かれているかを読み取る(できればメモをする)。
(3)具体例の部分を省く
(4)より適切な箇所(上手くまとまっているような)をチェックする。
(5)文意が通るようにつなげる(自分の見解、推測はいれない)。

以上のような感じであるが、あくまで原則としての方法である。たとえば、(3)は省けない場合がある。具体例ばかりで、うまくまとめられていないような文章は、自分なりに言葉を補足したり、解釈しなければならない。(5)にしても、うまくつながらないことや、自分なりに構成し直さなければならない場合もある。あくまで、マニュアルは原則的なものでしかなく、それを応用していく必要があるのだということは、小論文ではとくに重要視したいものである。

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講義について①

小論文入門のところで、「理解①」「理解②」ということを書いたが、講義でもこの作業をしてもらおうと思っている。具体的には、「理解①」として、全体要約や部分説明を行なう。「理解②」としては、課題文の論理を、別の例、もしくは自分の体験で説明する。これを繰り返すことで、課題文を自分なりにとらえ、筆者と考察を共有出来るようになってもらいたいと考えている。なかなかとらえどころのない小論文の学習ではあるが、この作業は一応成果の見えやすいものであるため、一般教科の学習と近い感覚で学んでいけるのではないかと思う。

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講義スタート

今年度のレギュラー授業が始まった。小論文の場合第一回目はガイダンスになることが多い。したがって、小論文とはなにかということを語ることになる。このブログで「新小論文入門」という題名でいくつか記事を書いて来たが、そういうことを中心に講義していくわけだ。もちろん、「小論文とは」という話をいくら聞いたところで、小論文が書けるようになるはずもない。どうやって考えていくか、書いていくか、具体的にはわからないだろう。ただ、今はわからずとも、これから徐々にわかっていけば良いのだ。小論文を学ぶのは、実感や達成感の薄い作業である。じっくり腰をすえて、学んでいってもらいたい。

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春期講習会(2)

講習会では、①友達という存在をあらためて考える、②個性の尊重、自己責任が叫ばれる風潮、共同性が失われた社会について考える、③編集された時間を生きることについて考える、以上の3問を、学生に解いてもらった。普段はあまり考えることのない、自分に身近な人間関係や社会現象について、じっくりと考えてもらう。なんとなく当たり前と思っていることに、疑いの目を向けてみる。小論文を始める際に、以上のような頭の体操を行ってもらう狙いがある。また、たんに課題文を理解するだけでなく、自分の体験を具体的に思い浮かべ、課題文の述べていることを検証してもらうという、いわば思考実験を行ってもらう。そうすることで、自分なりの深い理解につながっていくのである。

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春期講習会

春期講習会は、小論文とはどんなものかを、少しでも感じ取ってもらうというのが目的である。設問や課題文に対して適切な応答をすること。そのために具体的な事例で課題文の内容を検証すること。そうした作業を多くの初心者に体験してもらうのだ。文章の巧拙や形式にとらわれず、課題文の問題意識を共有し、筆者と一緒に考えていくという姿勢を、多少なりとも身に付けてもらいたい。その春期講習会も今日で終わった。今年度もついに始まったという感じがする。気が付けばあっという間に1年が過ぎていくようだ。去年の春期講習会が、ついこの間という気がする。受験生にも1年は長いようで短い。悔いの残らないように学問に取り組んでもらいたいものだ。

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今年度

ひと月ぶりの投稿となった。とくに理由はないのだが、二月が終わる頃になると受験もおおかた落ち着き、小論文について述べることも思いつかず、気が付けばもうすぐ4月ということになってしまった。4月は今年度のはじまり。また、一からブログを始めるつもりで投稿していこうと思っている。

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小論文ネット家庭教師

10月7日 志望理由書の添削を終え眠いなと思い始めた秋の夜長

ネットでの小論文やAO・推薦の書類を添削するサービスを紹介します
HPは既に出来ていたのですが実際にサービスが動き始めました
興味のある方はHPとブログを覗いてみてください

HP:小論文ネット家庭教師
http://konosuke.boo.jp/

ブログ:小論文ネット家庭教師について
http://blog.konosuke.boo.jp/

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2学期がはじまった

9月15日  16番目の月は何処

夏期講習が終了し、気が付いたら9月も中旬。AO・推薦は出願の時期に入り、学生の目の色が変わり、帰国生コースでは私立大学への合格をチラホラ耳にし始めたところ。夏ほどではないものの、そこそこの忙しさが続き、夏の終わりに感じいる暇もなく、2学期が始まっていた。小論文の授業も、1学期とは異なり、入試レベルの難度の高い課題文を扱うようになる。ようやくなんとか小論文らしきものが書けるようになってきたにも関わらず、難しい問題にぶつかり自信を無くしてしまう人も多いだろうが、それを乗り越えれば合格という二文字が少しずつ見えて来るのだ。なんとか我慢して継続してもらいたい。

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夏期講習会

8月13日 多少暑さがしのげるかと思ったがやはり暑苦しい午後

夏期講習会が一段落ついたところである。講習会には、基礎シリーズから継続的に小論文を学んだ人だけではなく、まったくの初心者がたくさんやってくる。よって、まだまだ小論文とはなにか分からないまま書いた答案が続出する。教える側としては、可能な限り初心者にも分かるように基礎的な話をしつつ、さらに経験者にも役立つような授業を心がけたつもりである。短い期間ではあるが、初心者には小論文について多少でもイメージを抱いてもらえると幸いである。経験者には、基礎シリーズの復習と、さらなるステップアップを望んでいる。しかし、講習会を受けたからといって、安心しては困る。2学期、完成シリーズを受講する人は、講習会で学んだことを復習し、できるならば書き直しをしてみたい。2学期に受講できない人は、定期的に書いて、しかるべき人に添削してもらうようにしてほしい。

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最終講義

7月10日 涼しいが湿気ある風にふかれたい夜に

今日から数日で、一学期の講義がおわる。自分としてはできる限りのことはやったと思ってはいるが、不満のある生徒もいることだろう。この場で謝罪しておきたい。その反省を活かし今後に繋げていきたいと考えている。夏休みの間、小論文の講習会を受ける生徒は、そこで頑張ってもらいたいが、受けられない人はなんとか9月まで、小論文を忘れないでもらいたい。暇を見つけて、何回かは書いてほしいし、僕やフェローを利用して添削・採点をしてもらうことだ。そんなに力をいれないでよい。設問や課題文への応対、具体例の提示、テーマ設定などを思い出し、さらに習った知識を整理するくらい行えばよいのだ。

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お願い

7月2日 昼過ぎにけり

このブログでは、3〜4日に一度程度の割合で小論文について書いている。小論文の考え方、書き方、その他様々な情報を提供しているつもりだ。僕の受け持っている生徒だけでなく、小論文を必要としている受験生に広くこのブログを見てもらい、そのお役に立てればと考えている。しかし少し残念なのは、コメントがあまりつかないことである。おそらく数人から何回かコメントを頂いただけだろう。もちろんその数人の方たちには感謝をしているが、どうしてももっと盛り上がることを望んでしまう。また、もっと多くの人に見てもらいたいと思う。なかなかそうならないのは、なにかブログに問題があるのかもしれない。そういったことも含めて、いろいろコメントしてほしいのだ。

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小論文の「書き方」

5月16日 遅い朝

小論文関係のキーワードで検索すると、「書き方」という言葉が目立つ。また予備校の受験生からの質問でよく、「小論文の書き方がわかりません」というものがある。「書き方」というが、これは小論文を書くのに、なんらかの方法論があると、多くの人が考えているのだろう。しかし、書いて行く順番や、書くべき内容が決まっているわけもない。それでは、一般教科以外にあえて正解のない小論文を、入試で行う意味がないからだ。「書き方」という、言葉の使い方を、どうのこうの言っているわけではない。マニュアルや型を習得すれば、受験は何とかなるという安易な考えが問題だというのだ。受験生がそう考えたくなるのは、致し方ない面もあるが、指導する大人があたかも正解の「書き方」があるかのように考え、教えるのはやはりおかしい。小論文入試が大学受験で定着して久しいし、AO・推薦入試、総合問題の導入など、多様な能力を要求される状況で、指導者が未だに「書き方」があると本当に思っているというのは、かなり問題であるだろう。

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小論文は変わってきた

4月29日 はじまったばかりの1日

10年以上前の小論文問題では、難解な課題文の読解力、自分なりのテーマ設定、深い考察力、論理展開力などが要求されていた。そうした能力はもちろん現在でも必要ではある。ただ、全体的な傾向として、課題文(比較的読みやすい)の読解力と設問の要求に対応する力を中心にみるような問題が増えている。つまり要約問題や、説明問題の出題、ある程度論じていく方向性が決まっている論述問題が多くなっているわけだ。もちろん大学、学部、学科によって色々な問題が出されているので、一概には決めつけられないが、小論文という入試形式の位置付けが、変わってきているのだろうということは感じられる。

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2008年度

4月25日 次の日になるほんの手前

2008年度の通常授業が始まった。僕ははじめて小論文を書く人には、まず失敗してもらうことを望む。具体的に言おう。シンプルなテーマ題を解答してもらうと、あらすじ→感想という、いわゆる作文・感想文を、ほとんどの生徒が書いてくる。その上で、小論文は作文・感想文とは違うのだということを講義する。大まかなあらすじを書くのではなく、ポイントを絞って、そこを丁寧に書くこと。具体的に説明すること。そうした指導を行っている。読み手に伝わるように説明を工夫することの大切をが少しでも分かってくれれば、まず第一歩を踏み出したといえよう。

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春期講習2

4月4日 夜に近い夕方

今回の講習会でもそうだが、「うまくまとめる事が出来ません」という質問は多い。やはりまとまった文章を書くときには、結論が必要であると考えているようだ。もちろん結論があって構わないのであるが、無理に結論付ける必要はない。まず小論文では、明確な結論が出せない問題が多い。また、ありふれた誰でも言えるような答えを示しても、評価できる答案にはならないのである。したがって結論よりも、自分の考察を深めることが大切だといえる。終わり方といった形式にとらわれないで、自分なりに考え続けるということを学んでほしい。

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春期講習

4月1日 昼前

春期講習が終わった。講習会はいつもテーマを持って行うのだが、今回は「失敗してもらう」である。というのも、ほとんどの人が初めて小論文を書くわけで、小学校以来書いてきた作文・感想文と小論文の違いを感じてもらうのが目的だからだ。つまり、おおまかなあらすじを書いて雑感を示すという、面白みのない答案を書いて、これでは駄目だと思ってもらえればよいわけである。失敗して、どうすれば小論文ぽくなるのかが多少なりとも見えてくればこの講座を受けた意味があるのでは、と考えたのである。今年度最初の課題文は「友達とは?」 を問うものであった。こうした身近で当たり前の存在について、改めて考えていくという、小論文の基本姿勢を学んでもらった。大変難しいことだが、失敗から何かを学んでいってもらえただろうか。

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新高校3年生

3月27日 夕暮れ時

この時期になると、4月からの高3生とお会いすることになる。男子も女子も、やはりフレッシュではあるけれど、どことなく不慣れな感じがある。まだまだ、志望校を含めた受験の戦略は立っていないのだろうが、色々な情報を集めて、いきたい大学を見つけてほしい。AO、推薦、一般入試など、多様な入試の形態があるので、自分に最もあった道を探し、勉強に励んでいくことを願っている。小論文や、AO・推薦で必要な書類などに関する情報を、これからもこのブログで流していこうと考えている。少しでも受験生のみんなに役立てば幸いである。

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受験中の皆さんへ(3)

3月5日 未明

大方受験も終わり、残すところ国公立の後期となった。大学によって、前期と後期の位置づけは異なるが、全体的に言うと、後期は小論文試験を課しているところが多い。しかし小論文とは言っても、英語課題文のもの、教科に特化したもの、総合問題など、その出題形式は多様である。当たり前のことだが、自分の受ける大学の過去問を解くことが重要。一般の日本語課題文のものより難しそうに見えるが、実はそうでもない。英語が読めれば、英語課題文の設問は答えを導きやすい。教科論述にしても、そのパターンになれてしまえば、おもしろいほど高得点が取れたりする。もはや今年最後の入試である。受験する人は、悔いのないようがんばってほしい。

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受験中の皆さんへ(2)

2月17日 未明

どうでもよいことのように思うかもしれないが、実際に答案を書くときには、濃く、はっきり、大きく、そして丁寧に書いてほしい。決してうまい字である必要はない。読みにくくなければよいのだ。

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受験中の皆さんへ

2月15日 夜

今受験中の皆さん。小論文の試験は、設問の要求にきちんと答えることが最も大切。面白いものや、すごい答案を狙うのではなく、凡庸と思うものでも、設問、課題文や資料に対応したものを作成するべきだ。出来る限り落ちない答案を目指したい。また、時間的に焦ることもない。受験を経験した先輩たちは、本番ではなんとか間に合うと、口をそろえて言う。当たり前のことではあるが、いつも通りに落ち着いて望んでいってほしいものだ。

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受験前には

1月8日 昼
冬期講習会が終わって、僕は少し落ち着いたところ。でも、国公立受験者はセンター試験に向けて追い込みの時期。まあ、小論文を気にしている場合ではないのかも知れない。私大のみ受験の人も、小論文ばかりに力を入れることはできまい。しかし、これまでやってきたことを少し思い出したり、知識事項の確認くらいは行いたい。また、医学部受験の学生は、志望理由書や自己アピール書などが必要。それぞれ忙しいかと思うが、小論文も忘れないように。

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冬期講習以降

12月9日夜

完成シリーズ、2学期の講義が終了し、本番まで残りわずかになった。これから先小論文をどう学んでいくのがよいのか。もちろん一般の教科の勉強を中心にすべきではあるが、1~3ケ月間何も対策しないというのもどうかと思う。少なくとも、①今まで学んだことの復習②これまで書いたものの確認、できたら書き直し③過去問のチェック、出来れば答案作成④出題される課題文のジャンルに対応した情報をおさえる(専門書、用語事典、ネット、新聞などで)くらいはやっておきたい。さらに⑤冬期・直前講習を受講する⑥講師を探して、答案を見てもらったり、わからないことを質問する⑦フェローを予約して、添削その他指導を受けることは当然大切。小論文が苦手な人や、さらに実力を伸ばしたい人はもちろん、それ以外の人も、小論文も忘れないように対策してもらいたい。

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